成行約定と即時約定はどう違う?Exness(エクスネス)の注文約定タイプを徹底解説

Exness

Exness(エクスネス)は、業界トップクラスに高いレバレッジと極狭スプレッドが魅力の海外FX業者です。

そんなExnessには、成行約定と即時約定というふたつの注文約定タイプがあります。

本記事では、成行約定と即時約定の違いや特徴、各々のメリット・デメリット、口座タイプごとにどの注文方式なのかなどについて解説しています。

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Exnessの注文約定タイプ

著作者:vectorjuice/出典:Freepik

まずは、Exnessの注文約定タイプについて解説します。

Exnessには次の2つのタイプの注文約定があります。

  • 成行約定(なりゆきやくじょう)
  • 即時約定(そくじやくじょう)

それぞれ特徴や違いについて解説します。

成行約定

成行約定(マーケット・エグゼキューション)とは、市場の値動きに従って必ず注文できる仕組みです。

そのため、約定拒否されることなく取引をすることができます。

しかしその反面、注文が滑る(スリッページ)可能性があります。

即時約定

即時約定(インスタント・エグゼキューション)とは、表示された価格で必ず注文できる仕組みです。

そのため、注文が滑る(スリッページ)ことがありません。

しかしその反面、注文ができない(リクオート)可能性があります。

リクオートとは

リクオートとは、注文できないことです。

例えば、150.00で買い注文を出したがその直後に価格が急激に変動し、150.00で約定できなかった場合に、ブローカーはトレーダーに新しい価格(例えば150.10など)を提示します。

この際、トレーダーは新しい価格で注文を受諾するか、拒否するかを選択できます。

これがリクオートです。

成行約定と即時約定の違い

下の表は、成行約定と即時約定の違いをまとめたものになります。

条件成行約定即時約定
スリッページありなし
リクオートなしあり

このように、スリッページが発生するかしないか、リクオートが発生するかしないかの2点が違いとなっています。

Exness口座タイプ

ここからは、Exness口座タイプについて解説します。

Exnessには、スタンダード口座・スタンダードセント口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の5つの口座タイプがあります。

それぞれの注文約定タイプは次の通りです。

口座タイプ注文約定タイプ
スタンダード口座成行約定
スタンダードセント口座成行約定
ロースプレッド口座成行約定
ゼロ口座成行約定
プロ口座即時約定

このように、プロ口座のみ即時約定となっています。

また、プロ口座でもすべての商品が即時約定ではありません。プロ口座の商品別注文約定タイプは次の通りです。

商品注文約定タイプ
外国為替即時約定
コモディティ即時約定
インデックス即時約定
株式即時約定
仮想通貨成行約定

このように、仮想通貨のみ成行約定となっており、それ以外は即時約定となっています。

ちなみに、各口座タイプの特徴は次の通りです。

口座タイプ特徴
スタンダード口座いちばんメジャーな口座。スプレッドはプロ口座よりは広い
スタンダードセント口座取引単位が小さく、FXと貴金属のみ取引可能
プロ口座最も取引コストが低い。スキャルピング向けの口座
ロースプレッド口座スプレッドが狭いが、取引手数料がかかる
ゼロ口座スプレッドがゼロ。別途、取引手数料がかかる

関連記事:Exness(エクスネス)の口座タイプを比較!各口座タイプの特徴やオススメの口座タイプを解説

まとめ

著作者:vectorjuice/出典:Freepik

Exnessには、成行約定と即時約定のふたつの注文約定タイプがあります。

成行約定は、約定拒否されることなく取引できますが、スリッページが発生する可能性があります。

即時約定は、スリッページが発生しませんが、リクオートが発生する可能性があります。

Exnessで即時約定ができるのはプロ口座のみとなっています。それ以外の口座タイプは成行約定となります。

このように、成行約定と即時約定にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、自分の取引スタイルに合う方を選びましょう。

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