Exness(エクスネス)には、利用規約によって禁止事項が定められています。
この禁止事項に該当する行為を行うと、口座凍結をはじめとするペナルティを受けることになります。
そのため、Exnessで取引を始める前に、しっかりと禁止事項を知っておきましょう。
本記事では、Exnessの禁止事項、Exnessでは禁止されていない取引、禁止事項に該当した場合のペナルティについて解説しています。
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Exnessの禁止事項

Exnessの禁止事項の特徴として、他業者に比べて禁止事項が少なくなっています。
Exnessの禁止事項として次の4点が挙げられてます。
- サーバーダウンやレート遅延を狙った取引
- 第三者による口座の使用
- 自己アフィリエイトによる取引
- ゼロカットを乱用した取引
それぞれ解説します。
サーバーダウンやレート遅延を狙った取引
Exnessでは、サーバーダウンやレート遅延を狙った取引を禁止しています。
これらの取引はExnessに限らず、ほとんどのFX業者で禁止されています。
サーバーダウンやレート遅延は次のような状況で発生することがあります。
- 重要度の高い経済指標発表時(雇用統計やCPIなど)
- 主要国の要人発言や選挙・戦争など
注意点として、経済指標発表時や要人発言のタイミングを狙った取引自体は禁止されていません。
ただ、意図的に特定のタイミングのみを狙った取引は、禁止事項に抵触しているとみなされます。
結論、普段通り普通に取引していれば特に問題ありません。
第三者による口座の使用
Exnessでは、第三者による口座の使用を禁止しています。
第三者による口座の使用を禁止する主な理由としては、マネーロンダリングに利用されるのを防ぐためです。
マネーロンダリングとは、犯罪によって得ら資金の出所を隠すための行為です。
主な手口としては、架空名義や他人名の金融機関口座に点々と送金を繰り返したり、株や債券を購入して利する方法があります。
そのため、Exnessでは口座開設した本人のみ利用・取引できます。
たとえ家族であっても、本人以外の口座の利用は禁止事項に該当するため、気を付けましょう。
自己アフィリエイトによる取引
Exnessでは、「パートナーシッププログラム」を悪用した自己アフィリエイトによる取引を禁止しています。
自己アフィリエイトによる取引とは、自身が発行したアフィリエイトリンクを計有して口座を開設し、取引を行って報酬を不正に取得することです。
ゼロカットを乱用した取引
Exnessでは、ゼロカットを乱用した取引を禁止しています。
ゼロカットとは、ロスカットが間に合わず損失が発生した際に、入金額以上の損失分をFX業者が負担してくれる仕組みのことです。
ゼロカットは、トレーダーの損失を業者が補填するため、ゼロカット目的の取引が頻繁に行われると、損失が膨らみます。
そのため、ゼロカットシステムを乱用する行為は、禁止されています。
Exnessでは禁止されていない取引

次に他業者では禁止されているが、Exnessでは禁止されていない取引について解説します。
Exnessでは禁止されていない取引として、次の5つが挙げられます。
- スキャルピング取引
- 同一口座・複数口座間での両建て取引
- 窓開きを狙った取引
- 裁定取引(アービトラージ)
- EA(自動売買システム)を使った取引
それぞれ解説します。
スキャルピング取引
Exnessでは、スキャルピング取引が可能です。
スキャルピングは、数秒から数分で売買を繰り返すため、サーバーに負荷がかかるので、禁止している業者も多くあります。
しかし、Exnessは世界各地にサーバーを設置し、トレード環境の安定化を図っているため、スキャルピングが問題なく行えます。
また、Exnessは最大無制限レバレッジと業界トップクラスに狭いスプレッドを提供しているため、スキャルピングに向いている業者です。
関連記事:海外FXでスキャルピングをするならExness(エクスネス)でやるべき理由
同一口座・複数口座間での両建て取引
Exnessでは、同一口座・複数口座間での両建て取引が可能です。
多くの海外FX業者では、「同一口座のみ」両建て取引を容認しています。
しかし、Exnessでは「同一口座」に加え「複数口座間」での両建て取引も容認しています。
窓開きを狙った取引
Exnessでは、窓開き・窓埋めを狙った取引が可能です。
窓とは、主に土日を挟むことで発生する、週末のローソク足と週明けのローソク足の間に空白ができることです。
一般的には、窓ができると市場は窓を閉めるような「窓埋め」の動きをします。そのため、窓埋め取引は値動きが読みやすく、利益を獲得しやすいのです。
裁定取引(アービトラージ)
Exnessでは、裁定取引(アービトラージ)が可能です。
裁定取引とは2つの銘柄(通貨ペア)の間で、割安な銘柄を買い割高な銘柄を売ることを指し、理論上確実に利益を出せます。
多くのFX業者では、裁定取引を禁止しています。しかし、Exnessでは裁定取引を容認しているため、安心して取引できます。
EA(自動売買システム)を使った取引
Exnessでは、EA(自動売買システム)を使った取引が可能です。
またExnessでは、一定の条件を満たすことで、EAを使用する際に必要なVPSが無料で利用できます。
関連記事:海外FXで自動売買(EA)をするならExness(エクスネス)がオススメ
禁止事項に抵触した際のペナルティ

ここからは、Exnessの禁止事項に抵触した際のペナルティについて解説します。
Exnessのペナルティとして、次の2点が挙げられます。
- アカウント削除(アカウント凍結)
- ゼロカットの取り消し
- 利益の出金拒否
それぞれ解説します。
口座削除(アカウント凍結)
Exnessでは、禁止事項に抵触する行為が発覚した場合、口座削除(アカウント凍結)が行われる可能性があります。
一度口座削除が行われると、削除された口座からの出金はできなくなります。また、新しい口座も開設できません。
そのため、禁止事項を守って取引しましょう。
ゼロカットの取り消し
Exnessでは、ゼロカットを乱用した取引が発覚した場合、ゼロカットの取り消しが行われる可能性があります。
ゼロカットが取り消しとなった場合、ご自身で追加入金をして追証(追加証拠金)を支払う必要があるため、注意が必要です。
利益の出金拒否
Exnessでは、禁止事項に抵触する取引により不正に得た利益だと判断された場合、利益が出金拒否となる可能性があります。
出金拒否によって利益没収とならないよう、取引をする前に禁止事項を確認して、ルールを守って取引しましょう。
よくある質問
最後にExnessに関するよくある質問に回答します。
Exnessはグループ企業であり、グループの拠点・本社機能はキプロスにあります。なお、日本でExnessブランドを展開しているのは「Exness (SC) Ltd」というセーシェル共和国にある会社です。
Exnessは、イギリスやキプロス・セーシャルなど合計8か国のFXライセンスを取得しており、世界中で多くのトレーダーから支持されています。そのため、Exnessは安心してご利用いただけます。
口座開設ページは日本語に対応していませんが、口座開設後のパーソナルエリアや取引ツールなどは、日本語に対応しています。そのため、口座開設時はグーグルやサファリの翻訳機能を使って登録しましょう。
必要事項の入力にかかるのは1分ほどです。その後、本人確認書類を提出して口座が有効化されるまでに10分から最大で24時間ほどかかります。
Exnessでは、常設のボーナスキャンペーンはありません。しかし、Exnessプレミアに加入するとボーナスやキャッシュバックなどの特典があります。
各口座タイプで以下の特徴があります。
口座タイプ | 特徴 |
---|---|
スタンダード口座 | いちばんメジャーな口座。スプレッドはプロ口座よりは広い |
スタンダードセント口座 | 取引単位が小さく、FXと貴金属のみ取引可能 |
プロ口座 | 最も取引コストが低い。スキャルピング向けの口座 |
ロースプレッド口座 | スプレッドが狭いが、取引手数料がかかる |
ゼロ口座 | スプレッドがゼロ。別途、取引手数料がかかる |
当サイトでは、Exness口座タイプ診断を用意しています。いくつかの質問に回答することで、あなたに適した口座タイプがわかります。
まとめ

Exnessでは以下の禁止事項を設けています。
- サーバーダウンやレート遅延を狙った取引
- 第三者による口座の使用
- 自己アフィリエイトによる取引
- ゼロカットを乱用した取引
これらに抵触した場合、口座凍結や利益の出金拒否といったペナルティが課せられます。
しかし、Exnessは他業者に比べると禁止事項が少なく、他業者では禁止されている窓埋めやスキャルピングなどが行えます。
Exnessを利用する際は、禁止事項を確認してしっかりとルールを守って取引しましょう。
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