Exness(エクスネス)は、無制限のレバレッジと極狭スプレッドが評判の海外FX業者です。
現在Exnessには、スタンダード口座・スタンダードセント口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の5つの口座タイプがあります。
今回は、そのなかのスタンダードセント口座について解説します。
スタンダードセント口座は、最も通貨単位が小さいマイクロ口座です。
本記事では、スタンダードセント口座の特徴や、スタンダードセント口座を利用するメリット・デメリットについて解説します。
※当サイトの「Exness 口座タイプ診断」では、いくつかの質問に回答することで、あなたに適したExnessの口座タイプがわかります。所要時間は約1分程度ですので、ぜひご利用ください。
Exnessスタンダードセント口座
項目 | スタンダードセント口座 |
---|---|
通貨単位 | 1,000 |
取引商品 | 外国為替・貴金属 |
初回入金額 | 150ドル~ |
平均スプレッド(ドル円) | 1.1pips |
取引手数料 | なし |
Exnessスタンダードセント口座は、最も通貨単位が小さな口座タイプとなっています。
Exnessでは、通常1ロット100,000通貨ですが、スタンダードセント口座では1ロット1,000通貨となっています。
また、最小ロットは0.01ロット(10通貨)からと、非常に小さなサイズで取引をすることができます。
しかし、スタンダードセント口座で取引できるのは、外国為替(FX)・貴金属(CFD)の計36銘柄と銘柄数が少ないです。
なお、初回入金額は、150ドル相当からと低く設定されており、始めやすくなっています。
スタンダードセント口座のメリット

次にスタンダードセント口座を利用するメリットについて解説します。
スタンダードセント口座のメリットとして次の4点が挙げられます。
- リスクを抑えて取引できる
- 初回入金額が150ドル相当から
- リクオートが発生しない
- 実戦練習に利用しやすい
それぞれ解説します。
リスクを抑えて取引できる
何度も説明しているように、スタンダードセント口座は、1ロット1,000通貨と通貨単位が小さくなっています。
Exnessの他の口座タイプでは、1ロット100,000通貨となっているため、100分の1のロットで取引することができます。
そのため、1ロットで取引する際の必要証拠金や損益の変動額も100分の1になります。
このことから、スタンダードセント口座ではリスクを抑えて取引することができます。
初回入金額が150ドル相当から
スタンダードセント口座では、初回入金額が150ドル相当からとなっています。
Exnessプロフェッショナル口座(ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座)では、初回入金額が1,000ドル相当からと高く設定されています。
スタンダードセント口座は、150ドル相当からと低く設定されており、始めやすくなっています。
リクオートが発生しない
スタンダードセント口座では、注文約定タイプが成行約定となっているため、リクオートが発生しません。
リクオートとは、トレーダーが150.00で買い注文を出したが、その直後に価格が急激に変動し、150.00では約定できなくなった場合に、ブローカーが新しい価格(例えば150.10)を提示することです。
関連記事:成行約定と即時約定はどう違う?Exness(エクスネス)の注文約定タイプを徹底解説
実戦練習に利用しやすい
スタンダードセント口座は、通貨単位が小さいためリスクを抑えて、リアルマネーの小口取引で実践の経験を積むことができます。
実際の取引なので、デモ取引とは違う緊張感をもって取引できます。
個人的には、スタンダードセント口座で経験を積んだら、スタンダード口座などの標準口座にステップアップすることをオススメします。
スタンダードセント口座のデメリット

次にスタンダードセント口座を利用するデメリットについて解説します。
スタンダードセント口座のデメリットとして次の4点が挙げられます。
- 取引できる商品・通貨ペアが少ない
- MT4しか使えない
- 円建て口座が利用できない
- デモ口座が利用できない
それぞれ解説します。
取引できる商品・通貨ペアが少ない
スタンダードセント口座では、外国為替(FX)34通貨ペアと貴金属(CFD)2通貨ペアしか取引できません。
そのため、マイナー通貨ペアや仮想通貨など幅広く取引したい方には向きません。
ただ、ドル円やユーロドル、ゴールドなどの主要通貨ペアは取引することができます。
なお、他の口座タイプでは、外国為替(メジャー通貨ペア・マイナー通貨ペア)・貴金属・仮想通貨・インデックス・株式と多くの商品・通貨ペアを取引できます。
MT4しか使えない
スタンダードセント口座では、MT4のみ対応となっています。MT4とは、取引プラットフォームのことで、MT4のほかにMT5があります。
MT4とMT5の違いは次の通りです。
- MT4:カスタムインジケーターや自動売買システム(EA)を多用し、安定した環境を求めるトレーダーに適している。
- MT5:複数のチャート分析や高速な注文処理、最新機能の駆使したいトレーダーに適している
このような違いがあり、高度な分析や高速注文処理を求める方は、MT5に対応している他の口座タイプを利用しましょう。
円建て口座が利用できない
スタンダード口座では、口座基軸通貨として日本円が利用できません。
口座基軸通貨として利用できるのは、米ドル・ユーロ・英ポンド・スイスフラン・オーストラリアドル・カナダドルとなっています。
口座基軸通貨が日本円以外の場合、確定申告をする際の計算に少し手間がかかるので注意してください。
日本円建て口座を利用したい場合は、他の口座タイプを利用しましょう。
関連記事:Exness(エクスネス)の口座タイプを比較!各口座タイプの特徴やオススメの口座タイプを解説
デモ口座が利用できない
スタンダードセント口座ではデモ口座を利用できません。
そのため、デモ口座で手法を試したり、取引ツールを使い慣れることができないため、少し不便かもしれません。
セント口座以外ならデモ口座を作れるので、そちらで練習しましょう。
Exnessのメリット・デメリット

ここからはExnessすべての口座タイプ共通のメリット・デメリットについて解説します。
まず、Exnessすべての口座タイプ共通のメリットとして、次の6点が挙げられます。
- スプレッドが狭い
- 業界トップクラスに高いレバレッジ(無制限)
- スキャルピング取引公認
- EA(自動売買システム)を使った取引が可能
- Exnessプレミアプログラムによる特典
- 入出金手数料が無料
次に、Exnessすべての口座タイプ共通のデメリットとして、次の4点が挙げられます。
- 常設のボーナスキャンペーンがない
- 法人口座の開設が難しい
- 経済指標発表時にレバレッジ制限がある(200倍)
- 初回入金時に最低入金額が設けられている
Exnessすべての口座タイプ共通のメリット・デメリットは、こちらの記事でさらに詳しく解説していますのでご覧ください。
よくある質問
最後にExnessに関するよくある質問に回答します。
Exnessは、イギリスやキプロス・セーシャルなど合計8か国のFXライセンスを取得しており、世界中で多くのトレーダーから支持されています。そのため、Exnessは安心してご利用いただけます。
関連記事:【2025年最新版】Exness(エクスネス)の安全性を徹底調査‼
必要事項の入力にかかるのは1分ほどです。その後、本人確認書類を提出して口座が有効化されるまでに10分から最大で24時間ほどかかります。
口座開設ページは日本語に対応していませんが、口座開設後のパーソナルエリアや取引ツールなどは、日本語に対応しています。そのため、口座開設時はグーグルやサファリの翻訳機能を使って登録しましょう。
Exnessでは、常設のボーナスキャンペーンはありません。その分、サーバーの強化やスプレッドを狭くするなど、取引環境の改善にお金をかけています。
ただ、Exnessプレミアに加入するとボーナスやキャッシュバックなどの特典があります。
各口座タイプで以下の特徴があります。
口座タイプ | 特徴 |
---|---|
スタンダード口座 | いちばんメジャーな口座。スプレッドはプロ口座よりは広い |
スタンダードセント口座 | 取引単位が小さく、FXと貴金属のみ取引可能 |
プロ口座 | 最も取引コストが低い。スキャルピング向けの口座 |
ロースプレッド口座 | スプレッドが狭いが、取引手数料がかかる |
ゼロ口座 | スプレッドがゼロ。別途、取引手数料がかかる |
当サイトでは、Exness口座タイプ診断を用意しています。いくつかの質問に回答することで、あなたに適した口座タイプがわかります。
まとめ

スタンダードセント口座は、最も通貨単位が小さく、1ロット1000通貨となっています。
そのため、リスクを抑えて取引ができたり、実戦練習に利用しやすいなどのメリットがあります。
その反面、取引できる商品・通貨ペアが少ないことや円建て口座が利用できない、デモ口座が利用できないなどのデメリットもあります。
このことから、FX初心者向けの口座タイプといえます。
また、セント口座で取引に慣れてきたら、スタンダード口座などの標準口座にステップアップすることをオススメします。
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